不倫報道の影響が…松本文科相出席予定の参院委員会開催見送り 答弁不十分「説明責任果たして」

松本洋平文科相(2025年6月撮影)

松本洋平文科相が既婚女性との不倫疑惑を「週刊文春」に報じられたことを受け、当初19日に予定された参院文教科学委員会の開催が見送られた。自民党と立憲民主党の国対委員長が、18日の会談で合意した。

この日は本来なら法案に関する松本氏の所信聴衆が予定されていたため、今後の法案審議への影響は避けられない。立民は、予算委員会での松本氏の答弁は不十分だとして、説明責任を果たすよう求めている。

与党が過半巣を持たない参議院では、文教科学委員会の委員長ポストを、立憲民主党が握っている。

12日に松本氏の不倫疑惑を報じた「週刊文春」は、18日昼に配信した電子版で「第2弾」を掲載。「議員会館で性行為の証言も“W不倫”松本文科大臣が不倫相手に“口止め工作”をしていた 文春記者の直撃後に…『連絡して』『詐欺グループが使っているやつ』」との見出しで、当該女性への「口止め工作疑惑」などを報じた内容で、松本氏は18日の参院予算委で立民の杉尾秀哉議員に事実関係を問われたが、「コメントは差し控える。ご理解いただきたい」などの答弁を繰り返すにとどめた。

立民の斎藤嘉隆国対委員長は会見で、「(松本氏から)明確なお答えをいただけなかった」とした上で、「明確に説明責任を果たしていただき、事実でないのであれば事実ではないと明確にしていただければいい。それまでの間、大臣所信聴取も含め、委員会の実施を見合わせさせていただく」とし、松本氏に説明責任を果たすよう強く求めた。「答弁をあえて避ける理由を、私は理解しかねる」とも指摘した。

松本氏は第1弾が報じられた12日の会見で、当該女性と過去に不倫関係にあったことを認め、謝罪。ただ、2022年8月に女性を議員会館に招いたとの報道内容について「公私混同ではないか」として、理由を再三問われたが「相手があることなので、コメントは控えさせていただきたい」と繰り返すにとどめていた。

今回の事態をめぐっては、野党側は高市早苗首相の任命責任もただしている。高市首相は18日の参院予算委で、「第2弾」の電子版記事は「読んでいない」とした上で、「先週までの段階では、週刊誌に報道があったということで、木原官房長官がご本人から聞き取りをし、報告を受け、その上で、文部科学行政のスペシャリストとしてしっかりと仕事で返していただく旨、私は答弁いたしました。それ以上の情報は持ち合わせていません」と答えた。