新潟県は3月31日、観光文化スポーツ部所属の部長級管理職の50代女性が、部内の懇親会で、大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」に仮装し、職位が下の男性職員に対しセクハラをしたとして、口頭による訓戒処分としたことを発表した。
県は「処分対象者は、令和7年7月18日に、職場の懇親会において、性的な意味合いを想起させる小道具を用いた余興に職員を参加させ、当該職員を不快にさせたもの」との文面を公開した。また懇親会に同席していた、女性の上司にあたる観光文化スポーツ部長に対し、管理監督責任があるとして厳重注意処分とした。
県総務部は日刊スポーツの取材に対し、状況を説明した。市内の飲食店で行われた暑気払いで、観光文化スポーツ部の部員の男女約30人が参加。酒も提供されていた。管理職の女性は余興の際、青色の衣服などで“ミャクミャク風”の扮装をしていたという。参加させられた男性はスーツの上から腹部に鈴とひもを付けさせられ、他の出席者が下腹部の部分を「神社のように」拝む、という余興だった。これらの余興が常習的に行われていたかについては、県は「確認できていない」としている。女性管理職の普段の勤務態度などは「問題がなかった」と説明。処分後は通常通り、勤務を継続している。
問題発覚を受け、県は庁内にハラスメント防止徹底の注意喚起をあらためて行った上で、今後は「職員研修の場で、ハラスメント防止に対する内容を強化する」との対策を示している。