日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は12日、東京都内で開かれた自民党の党大会に藤田文武共同代表とともに来賓で出席し、「1年前の党大会から1年後、まさか1年後、維新の会の代表がここに立っているとは、みなさん想像だにしていなかったと思う。私も想像していなかった」と、述べた。
昨年10月の高市政権発足直前、連立離脱した公明党に代わり新たに連立入りして以来、与党として初めてとなる自民党大会への出席について、吉村氏は「(連立入りは)国家のことを考えた時、運命であり、必然だった。新たな未来をつくるということを、ぜひみなさんといっしょにさせていただきたい」と訴えた。
高市首相からの電話で始まった昨年の連立協議を振り返り、「党として大きな判断であり、並大抵のことではなかったが、高市総理からは目の力や言葉の力、魂の力を感じた。我々も大きな党ではないが、エネルギーとエネルギーのぶつかり合いだった」と回顧。「高市総裁に、この日本のかじ取りを引っ張っていってほしい、ともにやりたいという思いに至った」と述べ、「僕自身の行動基準は国益だった。高市総理と10月13日に会って大きな方向性を話し、前に進めていこうと決めた。藤田共同代表と短い期間でしたが、詰めて、詰めて、詰めて、詰めて、詰めまくりました」と当時を振り返った。
「日本維新の会は国会の首班指名で高市早苗と書いた責任がある、みなさんとともに、(連立合意を)前に進めたい」と述べた。
一方、大阪を中心に与党でありながら候補者調整せず自民党と戦った2月の衆院選を振り返り、「小さい政党ですので吹き飛ばされそうになったが、何とか一定の数を守り、今この場にいる」と述べるひと幕も。「大事なことは、御党は3分の2以上という非常に大きな数を有権者のみなさんに託された。そのパワーの根源は高市総理であり、自民党のみなさんであり、政策の大転換を進めていこうということに、多くの国民のみなさんが期待をしたから。これからどうするかが極めて大事だ」と、クギを刺すように呼び掛けた。