参政党の神谷宗幣代表は18日、国会内で会見し、16日に予定された東大五月祭での自身の講演会が中止となり、最終的に当日のすべての企画が中止に追い込まれたことについて「非常にショックを受けたし、怒りも覚えた」と述べた。
当日、中止になった背景として爆破予告が行われたとされるほか、大学内で座り込みが行われ、参政党の関係者側との間のやりとりなどもXで拡散している。神谷氏は「考え方や意見が違うからといって、暴力的な脅しをしたり、現場で座り込んで部屋に入れなくするのは、言論空間にもよくない」として、これまでも党の街頭演説やタウンミーティングなどでも同様の事態が起きていたと主張。「彼らは表現の自由や政治活動というが、我々からしたら暴力行為でしかない。参政党がどうこうではなく、日本の政治、言論空間全般の問題としてとらえてほしい。意見が違うからといって、講演や街頭演説するだけのところに有形力の行使などをすることは絶対に許されない」とも主張した。
講演会の後には参加した学生との間で質疑応答も予定されていたとして「情報を共有する権利や、質問の機会をも奪った。ゆゆしき事態だ」と述べた。
神谷氏の講演会を主催したサークルの公式Xは、開始時間直前の投稿で「現在、安全確認に問題が発生しており、予定していた11時30分からの受付開始が困難となっています」と記され、その後「本日開催を予定しておりました『五月祭特別講演会』につきまして、五月祭常任委員会の判断により、中止となりました」と報告していた。「五月祭」は16、17両日の予定で、17日は予定通り開催された。