高市早苗首相は20日の党首討論で、食料品に限った2年間の消費ゼロの実施時期について問われ「アズ・スーン・アズ・ポッシブル(A.S.A.P.=できるだけ早く)ということで頑張りたい」と答えた。
国民民主党の玉木雄一郎代表への答弁。
玉木氏から「消費税ゼロについて、衆院選の党首討論会では、実施時期について今年度中、来年3月31日までに目指したいとおっしゃったが、その後、イラン情勢や金利の急騰など、さまざまな新しい状況が生じている。ここは少し(実施時期について)柔軟に考えてはどうか」と問われたのに対し、高市首相は「選挙中、自民党の政権公約にも書かせていただいたので、できるだけだけ早く。スピード感も重要だと思っている」とした上で、「今、国民会議でもご議論いただいており、いくつかの課題もいただいている」と述べた。「その上で、この夏前に中間とりまとめが出てきしだい、政府としては法律案を提出します」と、述べた。
一方で、「(レジ)システムの変更もいちばん早くできる方法を検討いただいている。アズ・スーン・アズ・ポッシブルで頑張ってまいります」と語った。
一方、玉木氏は、高市首相が今月11日の参院決算委員会で、消費税の税率変更に時間を要するレジシステムを「日本として恥ずかしい」と述べたことについて言及。「総理はこういうことおっしゃった。民間のレジシステムは遅いので『日本として恥ずかしい』と。これは民間の人にとっては、厳しい発言だったかなと思う」と苦言を呈し、「むしろ柔軟性のない複雑な税制を作ったのは、われわれ政治家の責任です」と指摘。「どんな制度をつくるにしても、公平中立、簡素な仕組みを作り、かえるならできるだけ早く決めて、民間にもむしろお願いをちゃんとすることが大事だと思います」と訴えた。