高市首相「玉木代表からのご提案。重く受け止める」ガソリン補助の見直しに含み

高市早苗首相(2026年2月撮影)

高市早苗首相は20日の党首討論で、2026年度補正予算案に関し「主に現在の中東情勢に対応する形で検討したい」と述べた。

国民民主党の玉木雄一郎代表への答弁。玉木氏が「3兆円規模で編成すべきだ」と訴えたのに対し、「規模感や具体的な内容はまだ申し上げる段階にはない」と、全容には触れなかった。

高市首相は「私はリスク最少化の観点から国民のみなさまの生活、経済活動に万が一のことがあってはならないので、編成を含めた指示をした。具体的には大型連休前に、検討を指示した」と述べ、玉木氏は「ぜひ、速やかな編成をお願いしたい」と求めた。

一方、玉木氏からレギュラーガソリン1リットル当たり170円程度としている現行の補助金について、「一定程度延長が必要だが、出口戦略も必要だ」と提案を受けると、高市首相は「今のところ170円までということでやっているが、これを見直さないかとご提案をいただいた。玉木代表は、ガソリン暫定税率廃止にとても共感したし、いっしょにやった仲間。その玉木代表から大局的な観点からご提案をいただき、重く受け止めさせていただく。残高もみながら適切に対応させていただきます」と応じ、補助見直しに含みを残した。

また補正予算を組む場合の財源について問われると、高市首相は「今の段階では言いにくいが、来月、再来月までには、決算剰余金なども出てくる」とした上で、「実際に国債を発行するかはわからないが、財源確保は大丈夫だと思います」と主張した。