玉城デニー沖縄知事が東京で初「励ます会」福島瑞穂氏、西村智奈美氏らあいさつ 小沢一郎氏も

東京で初めて開いた「励ます会」であいさつする沖縄県の玉城デニー知事

沖縄県知事選(8月27日告示、9月13日投開票)に3期目を目指して立候補する考えを表明した玉城デニー知事(66)が9日夜、東京都内で開かれた「励ます会」に出席した。

東京でパーティーを開くのは初めてといい、会には国会議員や元職ら約120人が出席。旧民主党時代に同僚だった中道改革連合の西村智奈美副代表や立憲民主党の田名部匡代幹事長のほか、共産党の田村智子委員長、社民党の福島瑞穂党首らがあいさつし、長年行動をともにしてきた中道の小沢一郎前衆院議員も出席した。

玉城氏は、1972年の本土復帰後に沖縄県知事を務めた8人のうち、3期目を担うことができたのは西銘順治氏だけだとし、「希望に向かって歩いて行くけれども、その希望の先に向かってさらに若い世代のみなさんにバトンを渡していけるような沖縄県を実現させるためにも、力をお貸しください」などと訴えた。

会合後、取材に応じた玉城氏は「今までは政党が(オール沖縄として)前面に出て選挙運動をリードしていく形だったが、今回は『県民党』ということで県民、市民により前面に立ってもらいたい。いろんなことにチャレンジしたい思いもあり、沖縄以外でも開催してはどうかという声もあるということで検討した結果、東京でもやろうと企画をさせていただいた」と述べた。

今回の知事選では、現在も工事が進む米軍普天間飛行場の辺野古移設計画の是非などが争点になる見通し。一方、今年3月に沖縄・名護市辺野古沖で船2隻が転覆し、研修旅行で平和学習活動に参加していた同志社国際高(京都府)の女子生徒ら2人が死亡した事故をめぐる一連の対応についても、議論対象の一つになるとみられている。

知事選には、前那覇市副市長の古謝(こじゃ)玄太氏(42)が無所属で立候補を予定し、自民党などが支援する見通し。農業関連会社代表で無所属新人の木下隆政氏(69)も立候補を表明している。