国民民主・榛葉幹事長「『国宝』でも3時間以上」高市首相出席の予算委「3時間」与党案に苦言

国民民主党の榛葉賀津也幹事長(2025年5月撮影)

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は12日の定例会見で、衆参両院の予算委員会で予定される高市早苗首相出席の集中審議について、自民党側がいずれの院でも「3時間」という短めのスケジュールを提案したことについて「短すぎますね」と、ピシャリ語った。

「あの有名な映画『国宝』でも3時間以上あったからね」と、大ヒット映画の上映時間と比較しながら言及。「野党は、7時間を要求していると思いますが、これは交渉ごとですから、現場の国対、予算委の理事さんたちが衆参でお決めいただきたい」と述べた。

この日午前、衆院では自民党の梶山弘志国対委員長が、中道改革連合の重徳和彦国対委員長と会談した際、衆院予算委の集中審議を3時間、6月22日午前に行う日程案を提案。参院では、自民党の磯崎仁彦参院国対委員長が立憲民主党の斎藤嘉隆国対委員長に対し、参院予算委の集中審議を22日午後に3時間行う案を提案した。これに対し、斎藤氏は参院の質疑を7時間行うよう求め、引き続き協議が行われる見通し。

高市首相は、フランス・エビアンで行われる主要7カ国首脳会議(G7サミット)出席などのため、13日に日本を出発し、18日にかけて訪欧する予定。一方、予算委など高市首相が出席する国会の委員会では、首相陣営が昨年の自民党総裁選や今年の衆院選で他候補を中傷する動画を投稿したとする疑惑の報道をめぐり、野党の追及が続いている。高市首相の答弁にもぶれが生じていることから、今後行われる予算委での首相答弁は、あらためて関心を集めている。