“自衛隊発言”撤回の立民参院議員が本会議に出席 党代表は謝罪「責任深く感じる」

立憲民主党の水岡俊一代表は17日の議員総会で、同党の古賀千景参院議員(比例)が15日の参院決算委員会で、自衛隊をめぐり「経済的に厳しい子どもたちが行く」などと発言し、直後に発言を撤回した問題について、謝罪した。「自衛官や家族、関係者の心情に配慮を欠くもの」とした上で、「党の代表として責任を深く感じている。深くおわびする」と述べた。

立民は16日、古賀氏について厳重注意処分としている。

古賀氏はこの後に行われた参院本会議に出席した。終始うつむき加減のまま自席に座っていた。本会議終了後、取材に応じることはなかった。

古賀氏は15日の参院決算委員会で、全国の小学校に配布された小中高生向けの「防衛白書」に関して小泉進次郎防衛相に質問する中で、「経済的に厳しい子どもたちが自衛隊に行く。豊かな子どもたちは自衛隊員とかにはならない」と発言。小泉氏は「自衛官の子どもたちへの配慮に欠ける発言だったのではないか」と抗議し、「まったくそういうことはない。事実誤認だと思います」と反論。古賀氏はその場で訂正を申し出た上で謝罪、発言を撤回したが、身内の立民も含めて与野党から厳しい指摘や批判が相次いでおり、大きな波紋を広げている。小泉氏は16日の閣議後会見でも「志を持って自ら志願して自衛官になった方々への冒涜(ぼうとく)に当たる」との認識を、あらためて示した。

古賀氏は、小中学校の教諭や日教組特別中央執行委員をへて、2022年参院選比例代表で初当選した。