「高市さん、国会に出てきてください」中道・小川代表が「公開要求」

中道改革連合の小川淳也代表(2026年2月撮影)

中道改革連合の小川淳也代表は3日の定例会見で、高市早苗首相に対し「高市さん、党首討論に出てきてください。予算委員会に出てきてください」と述べ、国会に出て質疑に応じるよう、「公開要求」した。

現在国会では、自民党と連立を組む日本維新の会が成立を強く求める肝いりの議員定数削減法案と「副首都」設置法案に関して、与党の強引な進め方に反発したすべての野党が審議に応じず、不正常にストップした状態が続いている。維新側は、2法案の今国会での成立は高市首相との約束として引く構えを見せておらず、高市首相も連立政権樹立に協力した維新との関係を重視。自民党内では冷めた空気も漂うが、国会はこの日も正常化にはほど遠い状況で、高市首相がインド訪問から帰国後、政府与党との間でさまざまな調整が始まるとみられている。

野党からは、本来毎月の開催で与野党が合意していた党首討論が6月は開かれなかったことや、高市首相の国会質疑への出席の少なさにも反発が出ている。6日には、首相出席で参院決算委員会が開催予定だが、国会会期末まで2週間となる中、野党側は結束して対応に当たる方針だ。

小川氏は、現在の不正常な国会の状況を生んだ原因を「与党の審議強行なのか、野党の審議拒否なのか」として見解を問われた際、「高市さん、党首討論に出てきてください。予算委員会に出てきてください」と呼び掛け、「それを拒否して守っているのはどっちなのか」と、自民党の対応を批判。「野党サイドからは、『与党側の審議拒否』という声もあがっており、私も同感だ。高市さんに出てきてもらって、その上で正々堂々とさまざまな論点について議論しようではありませんか」と述べた。

さらに「その上で、定数削減やその他の、政権がご関心の法案の取り扱いは、与野党で冷静に議論する。その前提として、高市総理には予算委員会、党首討論に出てきていただきたいと強く申し上げたい」と訴えた。

与党側がどう対応すれば、国会正常化への条件が整うかとの問いには、「(野党が審議中止を求める)定数削減、副首都法案は、あらためてさまざまな会派、野党と合意形成を得ながら慎重にことを運ぶテーマであるべきだ。その認識をあらためていただくことが最重要」と主張。「そこから、今回のような職権による対応や一方的な数の力での強行が出てきている。これは極めて重要な事項であるべきで、丁寧にことを進めるべきという認識をあらため、それが具体的に国会運営に反映されるのが(正常化への)前提条件になるのではないかというのが、私自身の考えだ」と、強気の主張を崩さなかった。