れいわ新選組の山本太郎代表は9日、東京都内で会見し、代表職を辞任すると表明した。健康問題を理由とした。政治活動からも引退する考えを示し「生きていればどこかで会える」と述べた。自身が立ち上げたれいわは「リセット」し党名も変更すると表明。執行部メンバーは「解任」となる。
山本氏は衆院選前の今年1月、血液のがんの一種「多発性骨髄腫」の1歩手前と診断されたとし、治療のため参院議員を辞職したが代表は続けていた。山本氏はその後も検査の数値が思わしくないとし「パワーアップして帰ってくると言ったが、100%自分の健康を取り戻すことが優先順位の1位」と主張。これまでの政治活動を「やり残したことばかり」と振り返った。
「過去の遺物があってはならない」とし、新代表を選ぶ代表選を今月行うと述べた。山本氏と行動をともにしてきた大石晃子共同代表は、山本氏の辞任に伴い党を離れる考えを示した。
山本氏は高速道路で制限時速を69キロ超える走行をして道路交通法違反で罰金と運転免許停止の処分を受けており、「反省している」と謝罪。党に持ち上がっている秘書給与流用疑惑などが辞任の理由ではないと訴えたが、国会に新風を起こしたれいわは、「一枚看板」山本氏の退場とともに、1つの時代を終える形となる。