天皇陛下が、新任の外国の特命全権大使から信任状を受けとられる「信任状捧呈式」が9日、皇居内で行われた。
宮内庁インスタグラムでは10日、式に際し大使一行の送迎に使われた、皇室専用車であるトヨタ製の御料車「センチュリーロイヤル」の移動の様子を公開した。
インスタグラムでは、御料車が皇居を出発する場面、東京駅に到着した様子、パトカーや白バイの警護の中を移動する様子がアップされた。説明文では「令和8年7月9日(木)、信任状捧呈式が行われました。信任状捧呈式は、新任の外国の特命全権大使が信任状を天皇陛下に捧呈する儀式です。大使一行の東京駅から皇居までの送迎に際しては、馬車または自動車が提供されており、夏は馬の体調管理のため、自動車での実施となります」と記された。
御料車には皇室専用で国会開会式など公的な行事に使われる「皇ナンバー」と通常使用される「品川ナンバー」の2種類がそれぞれ複数台あるが、今回使われたのは「皇ナンバー」。前部中央の通常のナンバーの位置には菊の御紋があしらわれ、その右上に「皇」と数字の入ったシルバーのナンバーが付いた車種となっている。
以前の御料車は「日産プリンスロイヤル」だったが、老朽化に伴い、06年からセンチュリーロイヤルが導入された。宮内庁は「平成18年から導入したセンチュリーロイヤルは、陪乗席を備えた8人乗りの大型車であり、国会開会式、全国戦没者追悼式及び国賓接遇などに限定的にご使用になっています」と説明している。一般発売はされていない特注車で、後部座席や窓が大きく、沿道から見えやすい構造になっている他、一部は防弾構造になっている。