中道・小川代表に高市首相の“ブーメラン”「メモ読んでいる」指摘も「ご自身もメモを」党首討論

中道改革連合の小川淳也代表(2026年2月撮影)

中道改革連合の小川淳也代表は15日の党首討論で相対した高市早苗首相が、手元の紙を見ながら答弁しているとして「読み物を読まれていることは残念だ。自分の言葉でダイレクトにお答えいただきたい。ライブ感あるやりとりにご協力をいただきたい」と述べ、高市首相の答弁のあり方に疑問を呈した。

これに対し、高市首相は「ご自身もメモを見ている」と、小川氏にツッコミを入れ、小川氏は「目を落としているが、読んではいません」と反論しつつ釈明を行うに至った。

小川氏は、今国会での法案成立が見送られた日本維新の会肝いりの議員定数削減法案について「数があるからといって押し切ってはいけない」と述べ、同法案に対する考えをただした。高市首相は「数の力で押し切るとか、内容とか、進め方については、このQT(党首討論)は内閣総理大臣の立場でお招きいただいており、私から申し上げることはできません」と述べるにとどめた。

小川氏は、高市首相の答弁の様子を見ながら「読み物を読まれているのは残念。事前に通告しており、できるだけ自身の言葉でそしゃくしてダイレクトにお答え頂きたい。党首討論ですから。予算委員会なら百歩譲って、読み物を読むのも是としたいが」と指摘しながら「時々、立場を使い分けられるが、国会運営でも法案審議でも優先順位にせよ、高市総裁の意向が強く働いているから聞いている。それはごまかせません。実際にそうですから、そのことを前提に誠意あるご答弁をいただきたい」とただした。また高市首相の国会出席が少なかったことなどにも触れ、「一連の総理の対応は、内閣総理大臣としての資質に疑問符がつきかねない」として、認識を問うた。

答弁に立った高市首相は、勢いよく質問していた小川氏に水を差すように「えー、ご自身もメモを見ておられたので」とチクリ。委員会室にいた議員が爆笑し、小川氏も目を閉じて笑いをこらえる中、高市首相は「内閣総理大臣としての答弁でございますから、ここはできるだけ正確に、ということで、メモを用意してまいりました。ご通告、ありがとうございます」と述べた。

質問に立った小川氏は「私もメモに目を落としてはいます。でも、読んではいない」と、反論したが、自民党席からは「どう違うんだ」とヤジが飛んだ。