山本太郎前代表の辞任と政界引退を受けた党代表選で選出された、れいわ新選組の山本譲司代表は5日、先月31日の選出後、国会内で初めて会見し、3候補による代表選となったことを念頭に「ノーサイドという精神で同じ目的に一致結束で進んでいくため、微力ながら全力を尽くしたい」と語った。
山本氏は昨年の衆院選で約25年ぶりに国政復帰を果たした。「当時とは違い、自由を脅かすような法案が、圧倒的多数のもとで通っている」と、高市政権の「数の力」による政権運営や与党の国会運営に懸念を表明。「25年ぶりに政界復帰をした新参者だが、周囲に教えを請いながら対応し、ボトムアップというよりチームとして、自治体議員も国会議員も同じ目的を持った者たちだ」と強調。今年2月の衆院選で、山本新代表のみしか議席を得られなかったことなどを念頭に「党は大変厳しい状況にあるが、ノーサイドという精神で同じ目的に一致結束で進んでいく。微力ながら全力を尽くしたい」と、抱負を語った。
新代表就任に伴う新役員人事も発表し、共同代表に天畠大輔参院議員、副代表(政審会長、国対委員長、参院国対委員長)に伊勢崎賢治参院議員と奥田芙美代参院議員、八幡愛前衆院議員の2人、幹事長に高井崇志前衆院議員、幹事長代理に辻恵元衆院議員を起用する考えを示した。
山本新代表は、選対委員長も兼任する。
また、これまで「党の顔」として君臨し、自身がこれまで幹事長として仕えてきた山本前代表について、「山本代表にどうも依存しすぎていたのではないか。何でも山本代表が決める中央集権的な党になっていたのではないか。党全体で判断して最終的に代表が判断するというより、先に代表が言って、最終的には代表の意見が通ってしまう」と、幹事長時代に経験した山本前代表の存在感や党の意見集約について言及。今後は「合意形成の透明化、自治体議員のみなさんの声を聴く制度や仕組みをつくっていきたい」と訴えた。