【国民民主代表選】玉木雄一郎氏「再び先頭に立つ」30歳若手橋本幹彦氏との一騎打ちに決意表明

国民民主党代表選告示を受けた共同会見に臨む玉木雄一郎代表(撮影・中山知子)

玉木雄一郎代表(57)の任期満了に伴う国民民主党代表選は22日、告示され、立候補を届け出た当選2回の若手、橋本幹彦衆院議員(30)と玉木氏(届け出順)の2人は東京都内で所信表明と政策討論会、共同記者会見に臨んだ。

今の形での党発足後、2期6年代表職を務め、新たに3期目を目指す玉木氏は、「国民民主党を次のステージに押し上げるために立候補した」とアピール。「国民の実質的な手取りはここ数年で約1割減っているといわれる。インフレ増税から国民を守るための戦いはまだ終わっていない。政権が進める2年限定の食料品消費税減税も根本的な解決にはならない」と、政府与党が進める食料品の2年に限った消費税減税への否定的な考えをあらためて表明しながら、「国民民主党は、単に政策を提案する政党ではなく、政策実現を主導できる政党に進化しないといけない。提案や約束を結果につなげる政党にならなくてはならない」と述べた。

その上で、2028年参院選で野党第1党を目指す考えを示し、「次の3年間を、徹底的に党勢を伸ばす政権準備期間にしたい」と主張。「政権を担える政党は自民党しかないと思っている多くの国民のみなさんの意識を変えたい。国民民主党が大きくなることしか日本の政治は変わらない。今回の代表選は国民の暮らしを守るための戦いでもある。まじめに頑張る人が報われる日本をつくるため、再び先頭に立ちます」とも述べた。

一方、橋本氏は、党改革の一環として、党代表と総理候補の「総総分離(自民党でいう総理総裁分離)」論を主張。「私は党務を担う代表、玉木候補にはネクスト総理大臣として党の発展に寄与していただきたい」と述べ、自身が代表に就任した際の玉木氏の役割を「国会論戦のとりまとめだけでなく、次の政権を担う役割を担っていただく」と述べた。また、玉木体制で訴えられてきた「手取りを増やす」というフレーズにも触れ、「手取りを増やすだけで本当に地域社会から信用されるような党になれるのか。地方議員、国会議員、党務、政務を貫く一本の筋として国家像を打ち立てていきたい」と主張した。

玉木氏は当選7回。2020年に現在の国民民主党設立後の代表選で、初代代表に就任した。

同党の代表任期は3年。2020年12月の第1回代表選では玉木氏と伊藤孝恵参院議員、前回2023年は玉木氏と、当時所属していた前原誠司元外相が立候補し、ともに玉木氏が当選している。