「楽天撤退」新宿人気カフェや大阪の革小物ブランドも…攻撃型ドローン導入報道で

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楽天グループが攻撃型ドローンの導入支援や国産化を進める方針と報じられたことを受け、大阪の革小物ブランド「小さいふ。クアトロガッツ」を運営する株式会社ガッツは24日、楽天市場から撤退することを明らかにした。

さらに、新宿駅にある人気店の「ビア&カフェBERG”(ベルク)」も、楽天市場店の閉店を表明。18日には、カタログハウスが運営するサイト「通販生活」も楽天市場からの撤退を表明している。

ガッツは公式サイトで、楽天グループに関する報道を受け、「この判断によって、売り上げは減ります。それでも私たちは、撤退することを選びました。理由はとてもシンプルです。平和という価値観を守るために、売り上げを減らす経営判断をしました」と説明。「そのニュースを見たとき、私たちは楽天を批判する前に、自分たち自身について考えました。平和を願う商品をつくりながら、その一方で、防衛事業に関与する企業グループのプラットフォームで商品を販売し、手数料を払い続けることを、自分たちはどう考えるのか。簡単には答えが出ませんでした。防衛力によって国や人々の暮らしを守ることが、平和につながるという考え方もあります。世界で実際に戦争が起きている現実を考えれば、その考え方を簡単に否定できるものでもないと思っています。楽天には楽天の考え方があり、楽天の経営判断があります。その考え方を否定したり、楽天を利用する人や楽天市場に出店する企業を批判したりするつもりもありません。だから今回、『楽天は正しいのか、間違っているのか』を決めたいわけではありません。私たちが考えたのは、『クアトロガッツは、どうありたいのか』ということでした」と経緯もつづった。

その上で「だから私たちは今回、一つの選択をしました。平和という価値観を守るために、売り上げを減らす経営判断をしました。これが正解なのかは分かりません。でも、自分たちが掲げてきた言葉に対して、少しだけ誠実な会社になれる気がしています」と強調した。

新宿の人気店、BERGも公式Xで、楽天市場店の閉店を表明。「楽天グループの軍事用ドローン支援事業のニュースを受け、私たちの『反戦』の思いと相容れない状況となったためです。まだ出店して日の浅い段階ではございましたが、ご覧いただいていたお客様、ご注文いただいていたお客様には感謝申し上げます。本当にありがとうございました」とした。

通販生活もこれまでに「私たちの企業理念とは相いれないことから出店を中止いたしました」と、楽天市場からの撤退を表明している。

楽天グループは、攻撃型ドローンの開発や製造などを手掛けるドイツのヘルシング社と提携し、攻撃型ドローンの国内導入を支援する方針が一部で報じられている。