小池百合子都知事、名誉都民の草間彌生さんしのぶ 10月からの美術展で大規模な作品展示予定

小池百合子都知事(2025年11月撮影)

東京都の小池百合子知事は28日の定例会見で、今月14日に97歳で亡くなったことが27日に公表された芸術家の草間彌生さんを追悼した。

草間さんは2017年10月、平成29年度の「名誉都民」の1人に選ばれている。小池氏は会見に入る前に「前衛芸術家の草間彌生さんが今月14日に逝去されたということです。草間さんといえば、水玉や網目模様などの独創的な作品で前衛芸術家として世界で活躍されてこられました」と言及した。

都庁では、小池氏が知事1期目の2019年、都庁第一庁舎南展望室に草間さんが監修し装飾も施した「都庁おもいでピアノ」が設置された。小池氏は会見で、このピアノに言及しながら、今年10月10日に開催を予定する国際美術展「TOKYO ATLAS」に触れ、「大変大規模な作品を、草間さんにとって過去最大規模になりますが、作品をご出展いただくことで進めている」と述べ、草間さんのさまざまな作品展示を予定していることも明かした。

その上で「あらためて、つつしみまして哀悼の意を表したく思いますし、ご冥福をお祈り申し上げたい」としのんだ。

「都庁おもいでピアノ」は、黄色をベースに水玉模様の装飾で覆われたグランドピアノで、だれでも自由に弾くことができる。小池氏は2019年4月の除幕式典に出席した際、「腕に自信のある方もない方も、素晴らしい芸術作品をぜひ身近に感じていただき、そのメロディーを東京中、日本中、世界中に送っていただきたい」と話していた。