「無残な結果」中道・小川代表、3党合流失敗→分裂めぐる記者指摘に「甘んじて受けないと」

公明党の竹谷とし子代表(左)、立憲民主党の水岡俊一代表(右)と会談後、握手をしてみせる中道改革連合の小川淳也代表(撮影・中山知子)

中道改革連合の小川淳也代表は8月31日、国会内で、立憲民主党の水岡俊一代表、公明党の竹谷とし子代表と会談し、模索してきた3党の合流を見送ることを正式に確認した。今年2月の衆院選直前に、高市自民党に対峙(たいじ)する野党勢力の結集を目的に急ごしらえで結党した中道は、スタートから7カ月あまりで事実上、分裂する。

衆院選では立民出身者の大半が落選し、中道の立民系議員は21人にまで縮小。小川氏は今後、立民出身者を上回る28人の勢力の公明系との統一会派結成を目指すとしているが、展開はまだ見通せない。

小川氏は会談後の取材で、記者から「(合流協議が)無残な結果となったこと」への感想を求められると、「一時的なご批判は甘んじて、受け止めないといけない」と述べた上で、「『新たな形態』で当初掲げた目標を達成する実践をもって、ご批判にもお応えしたい」と口にした。今後実現するという「新たな形態」の具体像については、再三問われても、「極めてセンシティブなタイミング。党内外の調整や実務的な検討を優先したい」として説明を拒み、「解釈はお任せします」と口にした。

合流見送りについて、各メディアで「分裂」や「分党」などと報じられていることについては、「(中道所属の)49人の厚い信頼と固い絆と深い友情は、新たな形態がどうなるにせよ、『分裂』という言葉になじむか、非常に違和感を感じている」と反論しつつ、「報道に関して、とやかく申し上げるつもりはない」と、述べた。

今回の合流協議をまとめきれず、自身の責任論について問われると「私自身は大きな責任を感じている。中道改革連合への期待値、支持率を含め、十分な成果を上げられたとはとても思っていない」とした上で、「3党協議を進めてきた中でのさまざまな責任を感じている」と述べた。

今後の代表辞任の可能性については「一連の経過や党運営の最終的な責任は私にある。言わずもがなだが、その責任は重大だということを常々感じながら、この半年やってきた」とした上で、「ダイレクトにお答えすれば、感じている責任を引き取るべきなのか、責任を果たすべきなのか、少し状況に道筋をつけた上で、虚心坦懐(たんかい)、私なりに熟慮したいと思う」とし、含みを持たせた。

合流断念の報告だったが、小川氏は取材後、カメラマンに向かって自ら主導し、水岡、竹谷両代表との「握手シーン」を演出してみせる場面もあった。