高島屋が冷凍食品商戦に参入する。2日からオリジナルの冷凍総菜ブランド「百味彩菜(ひゃくみさいさい)」を全国(フードメゾンおおたかの森店、岡山店、JU米子高島屋を除く)及び食料品宅配サービス「ローズキッチン」(10月下旬から)で発売すると発表した。「365日の食卓を支える高島屋」がコンセプト。日常の暮らしに寄り添う食を提案する。
まずは中華の定番、黒酢酢豚、八宝菜、エビのチリソース、ナスときくらげの辛みそ炒め、マーボーナスの5種類(各981円)を投入する。10月7日には国産ハンバーグ(和風ソース、デミグラスソース、トマトソース、各1080円)と、グラタン(エビ、チキン、ミート、各981円=いずれも税込み)の6種類の発売を予定している。
最近の冷凍技術や製造技術の進歩は目覚ましく、冷凍食品は「保存食」「非常食」から「日常食」へと進化している。また、共働き世帯やタイムパフォーマンス志向の高まりを背景に、食卓に定着しつつある。
日本冷凍食品協会によると、昨年の国内での冷凍食品の消費量は始めて300万トンを突破。市場は拡大し続けている。
百貨店では、松屋が2022年に冷凍食品売り場を誕生させた。高島屋でも、この分野でのさらなる成長が見込めるとみて商品化した。長年培ってきた食に対する眼力、グループ企業に外食産業を持つ強みを生かし、製造技術を融合させたプライベートブランドとして食文化を発展させる。