いのちの党・山本代表「失敗に打ち勝ち党立て直す」都内で定期総会「何だってやり直しがきく」

山本譲司氏(26年2月撮影)

「れいわ新選組」から党名や体制を変えた、いのちの党は5日、東京都内で党大会に相当する定期総会を開いた。山本太郎前代表の辞任を受け、代表選を経て就任した山本譲司代表は冒頭のあいさつで、母校早大の創設者でもある大隈重信の言葉を引用しながら、「失敗に打ち勝って、もう一度党勢を立て直したい」と訴えた。

山本氏は、大隈の言葉だという「諸君は必ず失敗する。成功があるかもしれないが、成功より失敗の方が多い。失敗に落胆しなくても打ち勝てばいいのだ」という言葉を引用。「れいわ新選組は結党から7年、草の根の市民政党として着実に支持を広げていった。衆院議員9人、参院議員6人を擁するような政党になったことは、日本政治史上でも画期的な成功と言ってもいいと思う」とした上で、「一方で、今年2月の衆院選での敗北やそれに続く自治体議員選挙での連敗。これは失敗以外の何物でもない」と、所属の衆院議員が比例復活の自身1人となってしまった現実に触れながら、「なぜ負けたのか、支持が伸びなくなったのか、私たちの政策が有権者に届かなくなったのか。私たちは、敗北を単に外に求めてはいけない。この総会で、党のあり方を徹底的に問い直し、今後の方向を決めていきたい」と呼び掛けた。

また、「私には、大きな失敗も挫折もある。一つ一つ乗り越えてきた体験を生かし、何だってやり直しがきくんだという。失敗を乗り越えて、もう一度みなさんといっしょにこの党を大きくしていきたい」と主張。「何度でもやり直せる社会を。みんなで失敗に打ち勝つことで、それを自ら証明していきたい」とも訴えた。

総会では、党の再建に関する話し合いや党の新たなロゴの決定とともに、2026年の活動方針案などについても協議する。れいわ時代を含めて初めてだという、土曜から日曜にかけて泊まりがけでの総会を予定している。

山本氏は党の今後について、「党の運営方針を執行部の判断ではなく、みんなで決めるために(総会を)開いた。党の内外の人たちの声を無視したり、当事者の声を聴かない政党にしては絶対にいけない。当事者の声をきちんと政策に反映させるような党にしていくための総会だ」と、繰り返し訴えた。