国民・玉木代表がおわび 党代表選の投票用紙めぐるトラブル問題で検証委立ち上げを表明

国民民主党代表選の決意表明に臨む玉木雄一郎代表(撮影・中山知子)

国民民主党は6日、玉木雄一郎代表(57)の任期満了に伴う代表選を行うための臨時党大会を東京都内で実施し、届け出順に当選2回の橋本幹彦衆院議員(30)と玉木氏の2人が最後に決意表明を行った。

代表選をめぐっては選挙戦最終盤になって、党側が、一部の党員・サポーターに投票用紙が届いていなかったことを明らかにし、混乱が生じている。

玉木氏は決意表明の冒頭で、このトラブルに言及し「おわびを申し上げないといけない」と言及。「代表選の投票をめぐりさまざまなトラブルがあったことについては、現体制の代表として、心からおわびを申し上げないといけない。党運営に関するさまざまな課題を、橋本候補や陣営、党員・サポーターのみなさんからいただいた」と述べ、「橋本候補陣営の提案ではなく、党をよりよくするための、国民民主党の財産として、これからしっかり党改革に生かしていきたい」と述べた。

その上で、今回の投票をめぐるトラブルの問題に関しては「すみやかに検証委員会を立ち上げ、今月中に原因と再発防止策を報告申し上げる」と述べ、原因などについて9月中に公表する考えを明らかにした。

決意表明では、橋本氏が党の立ち位置に関して「今こそ、解決のための対決をすべきでではないか」と訴え、玉木氏は「もっと、党が強く大きくなる必要があると思う」と訴えた。

党選管が発表したデータによると、住所データの一部欠損や支部による登録の誤り、転居などで届かずに返送されてきた数は3455件、地方支部による有権者の未登録が明らかになったのが4423件で、合計すると7878人(3日現在)に及ぶ。8月14日に公表された有権者登録数は4万5155人だったが、その約17%に当たる規模。今回の事態を受け、党側は有権者登録数を4万9578人と、未登録分を加えた数字に変更している。

郵便投票(インターネット投票を含む)は、9月3日までの到着分が有効とされていたが、連絡がとれていない有権者も約1500人いたとされ、代表選の投票に、全員の意思を反映することができたかどうかは不透明で、代表選に水を差す形となっていた。