佐藤沙織里・東京都議が議員辞職を表明 1度撤回表明も…投稿動画で思いを吐露 病院から配信か

佐藤沙織里氏のXから

東京都の佐藤沙織里(さとう・さおり)都議が、都議の辞職願を議会に提出したことが14日、分かった。都議会議会局は日刊スポーツの取材に、佐藤都議からの申し出を受けて、所定の手続きに入っていることを明らかにした。

佐藤氏は同日、自身のXに「本日、辞職しました」のタイトルでYouTube動画を投稿。「本日、議員辞職をいたしました。すでに東京都議会の方には辞職届を提出済みです」と語った。

佐藤氏は8月29日に議員辞職の意向をSNSで表明したが、今月4日、辞職意向を撤回する考えを明らかにしていた。この日の動画では、「前回の動画で何とか議員辞職をせずにすむ方法がないか、関係者の方々に相談した結果、一種の道筋が見えてきたので、このまま議員を続けさせていただくお話をさせていただいたが、その道筋というものが一種の幻のようなもので、現実と向き合う中でその道を歩んでいくことは難しいと。そのような決断に至りました」と語った。

理由については「今後の人生に大きく関わる事情が多く重なり、今までと同じ前提で議員活動を続けていくことが困難となったため」とし、「今まで以上に命を守り、今を生きる活動に専念したい」などと語った。「東京都議という仕事は、ただ議席に座っていればいいものではなく、都民の付託を受けた以上、精いっぱいの責任をもって行う仕事。今の自分は、その責任をまっとうできるような状況に置かれていない。こうなった以上、議席をお返しするのが筋だと判断しました」とも話し、支援者らに心配や迷惑をかけたとして陳謝。議員辞職について「正解か不正解かで言えば、不正解だと思う」としながら「無意味とは思っていません」とも語った。

これまでの仕事(公認会計士)や自宅も手放したとして「今あるのは数個のキャリーケースと自分の身体だけ」などと言及。病院のベッドの上とみられる場所での配信で語った。

佐藤氏は千代田区(定数1)選出。昨年の都議選に無所属で出馬し、都民ファーストの会の現職や自民や共産の候補らを破り、初当選していた。今後、議会側が許可すれば正式に辞職が認められる。