小川淳也代表が涙…同僚議員のねぎらいに感極まる 中道解党→立民系新党は「民主改革の会」

解党に向けた両院議員総会のあいさつで、結党からの日々を思い感極まる中道改革連合の小川淳也代表(撮影・中山知子)

解党が決まった中道改革連合の小川淳也代表は16日、国会内で開いた党の両院議員総会で、「本日をもって『中道プロジェクト』第二幕、第二章の幕開けへと歩みを進めていく」とあいさつした。同僚議員からねぎらいの言葉や拍手を受け、感極まり目を赤くする場面もあった。

中道は今後、公明出身者28人は公明党に復党し、立憲民主党出身21人は新党を結党する。小川氏は新党の名称は「民主改革の会」に内定したと明らかにした。一方、今年の未交付分の政党交付金11億円あまりの受け皿として、渡辺創衆院議員が1人だけ残り、党の清算活動に当たるが、政党交付金は国庫に返納すべきとの批判は根強い。

小川氏は、先日で結党から8カ月だったことに触れながら、この間の苦しい道のりについて同僚議員に「敬意と感謝」を口にした。その上で「さきの総選挙で訴えた中道改革路線の必要性に共感をいただき、後押しをいただくことが社会の平和と安定につながるという約束は、いささかもゆるがせにしてはならない」と強調。「新たな形態に移行するが、有権者のみなさんとの約束を胸に、ともに行動をすることをぜひともお願いし、決意をともに新たにしたい」と訴えた。

その上で、公明との統一会派結成を念頭に「これから1頭建ての前提が2頭建てになる。一輪車が二輪車になるが、ときに一輪車より二輪車の方が安定する可能性があるのではないか」と強調。「今日をスタートに、これから有権者のみなさまにみせていくべき姿は、安定した、力強い二輪車だ。その姿をみせていくことが私どもの責任だ」とした一方で、「ここに至るまで有権者のみなさまからは、(党の方針が)必ずしも分かりやすいとは言えず、さまざまなご批判やおしかりをいただいた。最終責任者として、私がこのご批判やおしかりを一身に受け止めたい」とも述べた。

議員総会をへて、小川氏は中道代表を辞任し、中道代表として最後の取材対応に臨んだ。なぜ感極まったのか問われると、「この間のいろいろなことを思いだした。目の前には議員団が並んでいる。感情として、何らかの身体的反応が出たということ」と苦笑いしながら口にした。今後は、新党の暫定的な代表に就任する見通し。