高市首相の“最側近”が国技館初登場 秋場所V大の里に内閣総理大臣杯授与、場内は「おおお」

優勝インタビューで笑顔を見せる大の里(撮影・小沢裕)

大相撲秋場所千秋楽が27日、東京・両国国技館で行われ、横綱大の里(26=二所ノ関)が大関安青錦との相星決戦を制し、1年ぶり6度目の優勝を決めた。

大の里には、1年ぶりとなる賜杯(しはい)、優勝旗に続いて内閣総理大臣杯が手渡され、今回のプレゼンターには、高市早苗首相の「最側近」木原稔官房長官(57)が登場した。

木原氏は、高市首相名の表彰状を代読して渡した後、40キロ近い重さの内閣総理大臣杯を背負うようにしてかかえ、サポートを受けながら大の里に手渡した。長身の木原氏が内閣総理大臣杯を自然に抱える様子に、場内からは「おおお」とどよめく声が上がり、大の里は木原氏と目を合わせるように、軽く会釈をしながら受け取った。

昨年10月の高市内閣発足後、大相撲の千秋楽で内閣総理大臣杯を手渡したのは官房副長官や文科相、首相補佐官で、官房長官の木原氏が登場したのは初めて。

千秋楽恒例の優勝力士への内閣総理大臣杯授与は、閣僚や官房副長官が登場することが多いが、官房長官が手渡したケースも少なくない。首相就任前に小泉内閣の官房長官を務めていた安倍晋三元首相や、第2次安倍内閣の菅義偉官房長官らが、過去に両国国技館での内閣総理大臣杯授与に登場している。

木原氏は衆院熊本1区選出で当選7回。岸田内閣の防衛相などを歴任し、昨年10月の高市内閣発足で官房長官に就任した。過去の自民党総裁選時から高市首相を支え、首相が信頼する数少ない側近の1人といわれる。この日の国技館には、自民党の鈴木宗男参院議員も観戦に訪れていた。