参政党は1日までに、佐藤沙織里氏の東京都議辞職に伴う千代田区選挙区(被選挙数1)の都議補選(10月23日告示、11月1日投開票)に、新人の会社役員、竹本遙氏(31)を擁立することを発表した。
9月30日の記者会見で公表した。竹本氏も会見に出席し、3児の母親であるとした上で、コロナ禍を機に政治を志したと明かし、「子供たちの日常が無抵抗に奪われ、生活が大きく変わった。その中で国や政府の通達するものをただ受け入れていればいいのかと疑問を抱くようになった」と主張。「自分の頭で考え行動し、政治を選択しないと大切な人は守れないと気づいたのが、政治を志した原点」と述べた。
その上で「自分も、自分の手と足を使って行動したいと考え、入党した。1人の母親として自分にできることを探し、精いっぱい千代田区で活動したい。心は熱く、頭は冷静に最後まで戦っていきたい」と、抱負を口にした。
千代田区を含む衆院東京1区を自身の選挙区とする副代表の吉川里奈衆院議員は「党員のみなさまから、都議選にチャレンジする方を擁立してほしいとたくさんの声をいただいた。都政の中で頑張っている仲間が3人おり、そういう中に参入していくことで国政、都政と、区政で来年(の統一地方選で)チャレンジしていける仲間を増やし、日本の中心である千代田区から日本を変えていく思いで活動したい」と述べた。参政党は昨年の都議選で3議席を獲得、初めて都議会に足場を築いている。
昨年6月の都議選千代田区選挙区では、今回辞職した佐藤氏が無所属で出馬し、都民ファーストの会の現職や自民や共産の公認候補らを破って初当選し、大きな話題になった選挙区。
同補選には、共産党が元区議の木村正明氏(71)の擁立を発表している。