今年2月の衆院選で落選した小沢一郎前衆院議員は6日、国会内で報道陣の取材に応じ、現在無所属となったことを明らかにした。 これまで小沢氏が所属してきた中道改革連合は、公明、立憲民主両党との合流がかなわず事実上解体となったことを受け、立民出身議員の現職衆院議員20人は中道を離党し、18人が新党「民主改革の会」に参加。しかし、落選した議員の中には参加を見合わせたケースもあり、小沢氏も中道を離党後、政党には所属していない状況だと説明した。 今後について「今は言う段階ではない。言う時は言います」「何かいい方策がないかと思って探している」と述べ、新たな結集軸を模索していることを示唆した。
小沢氏は、今年2月の衆院選直前に立民と公明の衆院議員で結党した中道について「入りたいと思って入ったわけではない」と振り返り、「(当時の執行部の)安住(淳・幹事長)くんにも野田(佳彦・代表)くんにも、面と向かって、やめろと言った。君らが特別悪いというわけではないが、国民にはウケないと」と、中道の結党には反対したことを明かした。その上で、「新党なら新党らしく、違うやつを(トップに)立てろと。(選挙)結果は言った通りになった。国民からNOだから。そこにとどまる人がいなくなるのは当たり前だ」と口にした。
今後の政治活動に関して、長年訴え続けた野党結集による3度目の政権交代がかなわず、「あきらめたんだけど、そうも言っていられないとういう気に、最近なってきて、何かいい方策がないかと思って探している」と言及。自身のYouTube配信で新党に言及していることを問われると、「選択肢はいろいろ考えている」とした上で、来春に統一地方選が控えていることに触れながら、「今年いっぱい」と、年内に結論を得たい考えを示した。
新たな結集軸をつくる場合のトップのイメージに関しても、「いろいろ模索している段階」と明言を避けつつ、「このままの野党なら、自民党には勝てない。自民党もだめなんだけど、権力を持っているからそれでも勝てない」と述べた。一方で、「自民党の中も、かなり流動的だよ。風の便りに聞く限りでは」と、思わせぶりに口にした。