高島屋は4日、都内で2027年新春の福袋発表会を行った。東京・日本橋、同・新宿、横浜、埼玉・大宮、大阪、京都、岡山など全店(11店舗)共通福袋と、日本橋、新宿、横浜などで限定の福袋とある。
全店共通で目立つのは、「世界遺産を貸切気分で味わう!京都・仁和寺で過ごす”デジタルデトックス”の旅」(120万円、税込み)福袋だろう。仁和寺によると、このような形での福袋は例がないという。来年1月3、4日限りの応募で限定5組10人となる。
私たちは何もない時にすらついついスマホに触れる。チャットGPTに生成AIなどまであり、情報で頭があふれ返る。そんな情報ツールに囲まれた日常から距離を置いて、心身を整える「デジタルデトックス」をテーマにした。通常非公開の五重塔の内部を拝観したり、食堂で茶道または生け花を体験する。閉門後の境内散策や早朝のお勤め、観音堂で掃除を通じて心を整える修行の「作務」を体験する。通常の素泊まりだけでも100万円だが、今回は非日常空間でのさまざまな体験ができる。
仁和寺では3、4日の2日制で将棋竜王戦第3局(藤井聡太竜王対服部慎一郎七段)を開催した。結果を気にしながら竹中亮寛総務課長は、「藤井さんでも体験できない数々の修行に、お寺の中で宿泊と、特別なことができます。スマホに触れることは悪いわけではありません。滞在中に撮影したりSNSにアップするのは認めていますよ」と話していた。