【流行語】「夜の踊り子」ネットミームから14年ぶり再ヒット!サカナクション山口一郎「感謝」

サカナクションのボーカル・ギター山口一郎(2021年撮影)

毎年恒例「現代用語の基礎知識選 2026 T&D保険グループ新語・流行語大賞」のノミネート30語が5日、発表された。30語の内、「夜の踊り子」がノミネートされた。

「夜の踊り子」はロックバンド、サカナクションの2012年リリースの楽曲。流行のきっかけはネットミームだった。インドネシアの伝統的なボートレース「パチュ・ジャルール(Pacu Jalur)」の映像に「夜の踊り子」の音源が乗った動画がSNSで拡散され、爆発的に広がった。船の先頭に立つ子供の船頭がテンポよく舞いを披露し、「夜の踊り子」のリズムとピッタリと同化。有名人を始め一般人も次々と「夜の踊り子」ダンスを披露する現象が巻き起こった。

サカナクションのフロントマン、ギター・ボーカルの山口一郎(46)は「夜の踊り子」のリバイバルヒットについて、5月14日夜のYouTube生配信で言及している。「(バンド)19年目に来て全盛期来てるんだよなぁ。本当にありがたい話です。感謝しかない」としみじみ切り出した。「時間がたって評価されるって…ユーミンさんも言ってたんだよ。『本当のポップスは5年後、10年後に評価されるのが、本当のポップスなのよ』」と松任谷由実の言葉を紹介。

「どういう構図なのかって、その時思ってたのは、音楽が敏感な人がまず反応して、反応したものがあとで沢山の人に知られていくっていう構図がそういうことをいってると思ったんだけど。今ってSNSから音楽を知る人がたくさんいるわけじゃん、若い人とか。そういうところに、そういう音楽の届け方が広まって、昔のサカナクションの曲が使われて、この曲いいなって気付いてもらえるのって悪いことじゃないじゃん、どんな映像であろうが」と持論を展開した。

「ミュージシャンにとって、一番怖いことは忘れられることなのよ。俺、うつ病で休んだ時に本当にそれが怖かった。俺、やっぱり音楽しかないからさ。病気でそれができなくなって、忘れられた消えてしまうのが怖かった。それに比べたら、今の状況なんてさ、こんないい状況ないですよ。自分の生きがいがさ、誰かの生きがいになれてるなんて。こんなすてきな人間関係ないじゃない。だから幸せです。これ以上何もいらない。何の文句もない、みんなに感謝しかない」と熱く語った。

バンドの公式Xは「夜の踊り子」が「Spotify(スポティファイ)トップ50」「オリコンデイリーストリーミングランキング」「アップルミュージックでトップソング」でそれぞれ1位を獲得したことを報告している。

サカナクションは山口の他、ギター岩寺基晴、ベース草刈愛美、ドラム江島啓一、キーボード岡崎英美の5人編成。山口は4月からニッポン放送「サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン」(火曜深夜1時)のパーソナリティーに就任。

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トップ10は、12月1日午後2時に発表される。2026年ノミネートされたのは以下の30語(50音順)。選考委員は漫画家、コラムニスト辛酸なめ子氏、お笑い芸人パトリック・ハーラン、女優、エッセイスト室井滋、漫画家やくみつる氏(50音順)、「現代用語の基礎知識」編集長の大塚陽子氏の計5人。

・青切符

・あかり、信じてるからな

・AI暴走

・キオクシア

・ギルティ

・警戒レベル5

・言語化

・声の権利

・酷暑日

・好きすぎて滅!

・スクイーズ

・スマホ農場

・setlog(セットログ)

・だけ弁当

・ちいかわ(現象)

・データセンター

・ドパガキ

・ナフサ

・なんとかなれーッ

・NISA貧乏

・パンチくん

・ピックルボール

・フィジカルAI

・フレネミー

・ホビ垢

・ボンボンドロップシール(ボンドロ)

・モナキ

・夜の踊り子

・りくりゅう

【流行語ノミネートまとめ】「りくりゅう」「ちいかわ」「好きすぎて滅!」「モナキ」も