女子ラグビー15人制の日本代表を多数輩出している、横河武蔵野アルテミ・スターズのユースチームが本格始動する。高校生女子を対象としたU-18、中学生女子のU-15の2カテゴリーで選手を募集する。明日8日午後4時から、東京・武蔵野市の横河電機グラウンド・クラブハウスで説明会を開催し、17日から新チームを始動させる。活動は月、金、土曜日の予定。

中学、高校の部活動で、女子がラグビーをプレーできる機会は少ない。ラグビーを始めたい、続けたいという選手のために、受け皿を作りたいと、関係者が、ユースチームの発足を決断した。従来、中高生も大学生以上の年代の選手と一緒にプレーしていたが、ユースを作ることで、世代ごとに段階的なスキルアップを目指していく。部活やクラブとの二重登録も可能。

アルテミ・スターズは1月25日、同地でガールズフェスティバルを開催した。同大会でユース世代の5選手も参加。リーダーの後藤千明さん(高2)は「3月にある7人制のサニックスワールドユース予選に向けて練習していきます」。内山華蓮さん(高1)も「自分の個人スキルを上げて。そこからチームスキルを上げて、最終的には日本一をとれるチームにしていきたい」と抱負を語った。