【桜花賞】ウォーターナビレラ2着、武兄弟G1制覇目前で逃す 武豊「悔いのないレースできた」

桜花賞2着に敗れ引き揚げるウォーターナビレラと武豊騎手。右は武幸四郎調教師(撮影・白石智彦)

<桜花賞>◇10日=阪神◇G1◇芝1600メートル◇3歳牝◇出走18頭◇5着までにオークス優先出走権

ラスト1ハロンで先頭に立った3番人気ウォーターナビレラ(武幸)は、そのまま先頭を走り続けた。武豊騎手&武幸四郎調教師による兄弟G1制覇が目前だったが、ゴール寸前でスターズオンアースに鼻差だけかわされた。

兄の武豊騎手は「すべてうまくいった。状態は今までで一番良かったし、返し馬、ゲート、ペース、すべて思った通りだった。悔いのないレースはできた」と話しつつも、表情には無念さがにじみ出ていた。

ただ、「悔いのないレース」という思いは弟・武幸師も同じ。兄弟G1制覇の夢はまだまだ続く。