【皐月賞】アスクビクターモア田辺騎手「あっと言わせる結果が出ないか期待している」一問一答

田辺裕信騎手(右)と田村康仁調教師は笑顔でグータッチ(2022年3月6日撮影)

皐月賞(G1、芝2000メートル、17日=中山)のトライアルレース、弥生賞を快勝したアスクビクターモア(牡、田村)が13日、美浦トレセンで最終追い切りを行った。同馬とコンビを組んで2戦2勝の田辺裕信騎手(38)が共同会見で意気込みを語った。

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-弥生賞を振り返って

田辺騎手 いいメンバーの中での勝利だったので、あの馬の力があるところが確認できたのが大きいですけれど、一番はやっぱり皐月賞に出るにあたって、権利、優先出走権か賞金加算しないと、ちょっと出られるか出られないかというのがあったので。そこがすごくよかったですね。そうでないと、この舞台に立てることがなかったので。

-弥生賞で結果を出しさえすれば、皐月賞でも力を出せるという思いがあったのか

田辺騎手 もちろん、いいものがあるとは感じていたんですけど、体的にもメンタル的にも幼いところがあったので。だんだん良くなっている段階でした。大きい舞台には出したいな、出てほしいな、というのはありました。

-弥生賞は期するものがあった

田辺騎手 どうですかねえ。とりあえず、本当に弥生賞のメンバーがよかったので、あそこで勝てたというのが、次につながるというか自信にもなりますし、目標にしている皐月賞へのトライアルだったと思うので、今週のことを考えたりはしていました。

-G1馬ドウデュースにも勝った

田辺騎手 あの馬も強いとは思っていましたし、直線に向いてどこから迫ってくるかという思いでしたけども、やっぱり競馬は何があるかわからないというか、必ずしも強い馬が勝つとか、人気馬が勝つとか、そいうわけじゃない部分があると思うので。実際、アスクビクターモアにもチャンスがあると思います。

-掛かる面がある。そのあたりの進歩は

田辺騎手 厩舎の方でデビューの頃からの状態を把握しているわけなので、その変化は僕よりも一番スタッフの人が知っていると思いますし、前回はスローペースであんまり後ろで構えすぎるのがちょっと嫌だなというのがあったので、掛かる面もあったんですけど、僕なりにあのポジションを取りにいきました。でも、あそこで我慢が利いて、最後も踏ん張ってくれたので、それはそれでいいレースだったなと思います。

-今朝の動きなど、田村師とは話をしているか

田辺騎手 毎週、美浦や、競馬場で会ってこの馬の話をよく聞くんですけど、ぼくももちろん気になっているので、調教動画を見たりしながらレースのときの雰囲気と比べたりしている。

-田村師は「とりわけ中山を熟知している」と田辺騎手のことを評していた。手綱を託される側としてはどうか

田辺騎手 そこまで言われるとプレッシャーですけどね。でも、田村先生は他の馬もいろいろ乗せてくれていますし、なんとか大きいところを。この馬で弥生賞も取らせてもらっているので、もう1本という思いがあります。

-去年はタイトルホルダーで2着。皐月賞のコツは

田辺騎手 わからないですね。得意と言われても勝っていないので。勝ちきれないので、僕がコツを教えてもらいたいです。

-意気込みを

田辺騎手 2000メートルは走っている舞台ですし、中山の2000メートルも。控える競馬も、好位を取りにいく競馬も経験しているわけなので、レースの流れには対応できると思うので、あとはどんな感じで直線を迎えられるか楽しみにしています。

-相手関係、枠などいろいろある。皐月賞は前走のような正攻法を取るか

田辺騎手 どうなんですかね。メンバーはやっぱり違いますし。あんまり今から僕がこうしたいというのはちょっとないんですけども。明日、明後日と天気がまた悪くなって馬場状態が変わってくるかもしれないので、馬番と馬場状態を見ながら先生と相談しながら、またどうしようかという話になると思います。

-クラシックは大切

田辺騎手 馬にとっては1回しか出られないのでもちろん特別だと思いますし、僕の中ではどれも大きいレースはこれ以上というのはないので、気にはなります。

-ファンへのメッセージ

田辺騎手 今回さらにメンバーも良くて、どの馬も万全の状態でくると思うんですけど、アスクビクターモアもレースの間隔も調教の過程もすごく順調にきて、いい状態で出られると思うので、あっと言わせる結果が出ないか、僕自身も期待しているし、頑張りたいと思います。