<追い斬り激論:マイラーズC>
安田記念の前哨戦となるマイラーズC(G2、芝1600メートル、24日=阪神、1着馬に優先出走権)の最終追い切りが20日、東西トレセンで行われた。「追い斬り激論」では同馬主の関西馬2頭をピックアップ。大阪本紙の太田尚樹記者は洛陽Sを制したエアファンディタ(牡5、池添学)、若手の奥田隼人記者は六甲Sを制したエアロロノア(牡5、笹田)に注目した。
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奥田 太田さん、春の…いや今年のG1予想成績はどうですか?
太田 ケンカ売ってる? まあ、皐月賞の◎イクイノックスでようやく今年の初的中が出た。ここから上昇気流に乗っていくで。
奥田 確かに、今年のG1はここまで波乱の嵐でしたもんね。自分も会心予想は大阪杯くらいなので、G1谷間の今週を当てて追い風に乗っていきましょう!
太田 そのマイラーズC、俺はエアファンディタが良く見えたな。
奥田 この日から調教騎乗を再開した松山騎手を背に、坂路で4ハロン54秒0-12秒5。少し軽いようにも感じましたが?
太田 まず、先週の追い切りがCウッド6ハロン79秒9-11秒3の自己ベストと絶好やった。今週は脚慣らし程度やったけど、脚さばきは軽快そのもの。池添学師も「ジョッキーに感触を確かめてもらった。動きはゆったりに見えたが、それでも時計は出ていましたから」と好感触やった。
奥田 成績が安定した4走前から着けたブリンカーも効果があるんですか?
太田 師も「まだ気の悪さや集中しきれないところはあるが、ブリンカーを着けてしっかり走れるようになってきた」と分析。加えて、面白い表現で素質を評価していた。「この馬に乗った騎手はみんな『手応えはないが、いつの間にか前にきている』と言うんです。“いつの間にかの切れ味”というか、不思議な馬です」とね。重賞初挑戦でも面白い存在やと思うよ。
奥田 なるほど。ならば、自分は同馬主のエアロロノアを推します。
太田 坂路での併せ馬でワンダーブレット(3歳未勝利)を追走し、しまいは強めに追われて4ハロン52秒0-12秒1で併入。動きはどう見えた?
奥田 力強いフットワークに好感が持てましたし、調教評価も堂々の「A」です。笹田師も「今週は反応を確かめるぐらいだったが、全体もしまいもいい動き。前走以上に上積みを見込めると思う」と納得の出来です。
太田 去年は5着に敗れているけど、成長面は?
奥田 師は「まだ背腰に緩さはあるが、体が締まってくれば重賞に必ず手が届くと思う」と素質を高く評価しています。近況は内容も伴ってきていますし「去年より充実してきている。期待できると思う」と、昨年以上は必至でしょう。
太田 ファンディタ3勝、ロロノア4勝と、いずれも阪神巧者で要注目やな。
奥田 頭の中での“エア予想”は完璧です!
太田 机上の空論にならんことを願う。