マイラーズC(G2、芝1600メートル、24日=阪神、1着馬に安田記念優先出走券)で、レッドベルオーブ(牡4、藤原英)が復活の重賞制覇を狙う。
骨折休養明けの前走・六甲Sは7着。11カ月ぶりの実戦で、前に壁をつくれず、前半は力んだ。藤原英師は「前走は引っ掛かった。ちょっと乗り難しいところはある。ただ、1度使ってだいぶガス抜きになった」と話す。
2歳時には未勝利戦→デイリー杯2歳Sと2戦連続でレコード勝ちした素質馬だ。朝日杯FSは1番人気で3着。昨年のクラシックでは主役の1頭になるはずだった。が、皐月賞8着の後、右前脚の管骨剥離骨折のためダービーを断念。休養を余儀なくされた。
復帰戦の馬体重はプラス14キロ。ひと回り大きくなり、筋肉量は増えた。「体重は成長分。上積みは大きそう。素軽くなってテンションは落ち着いている。いい傾向。いつも乗っているジョッキーが、いい競馬をしてくれると思います」と師は鞍上にも期待する。
エールを受けた岩田望騎手にとってベルオーブは2歳時から調教をつける“お手馬”だ。競馬では初コンビだが、ずっと呼吸は合わせてきた。また、ダービー馬シャフリヤールは僚馬で、同じ4歳世代。遅ればせながら、ベルオーブの進撃が始まる。【網孝広】