天皇賞・春(G1、芝3200メートル、5月1日=阪神)にクレッシェンドラヴ(牡8)、ロバートソンキー(牡5)2頭出しの林徹師(43)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。
-クレッシェンドラヴの前走日経賞4着を振り返って
林師 上手に競馬してくれて、いい競馬をしてくれました。
-8歳だが衰えは
林師 さすがにフィジカルという面では上積みは、というところはありますが、メンタルの部分でずいぶん大人になって人馬のコミュニケーションがよりスムーズに取れるようになりまして、今までは粗削りな競馬でしたけども若い頃は、前走、前々走とジョッキーの指示に忠実に応えてくれて、上手な競馬ができるようになって、メンタルの部分での成長が前走、前々走の結果につながっているのではと思っています。
-もう1度G1へという思いが
林師 どうしても今までは後ろからまくる形とかが多かったので、中距離戦線使わせていただいた体もありますが、前走、前々走とああいう形で競馬をさせていただいて、いい結果も出ましたし、これであれば3200メートルの天皇賞・春であってもいい競馬ができるのではということで、挑戦させていただいた次第です。
-中間の具合は
林師 前走後に天工トレーニングセンター様に戻りまして、レース翌週に速いところやってもらって反動もないですし、これなら天皇賞・春に向かえるでしょうということで、2週後の火曜日に入厩して、こちらに向けて調整して、大変順調でした。最終追い切りもいい動きでした。
-最終追い切りの指示は
林師 先週しっかりやっていますし、内田さんには前の馬がある程度のペースで引っ張るので、しまいにやるやらないも含めて内田さんのさじ加減でやっていただければという形で、内田さんに全面的にお任せという感じでお願いさせていただきました。
-評価としては
林師 本当にいい動きだったと思います。
-これならという思いが高まった
林師 8歳馬ということで、これだけ長く現役続けてきて、こういった大きな舞台に立てるというのはうれしいことなので、何とかいい結果出せたらなと思っています。
-3200メートルは
林師 これまではジョッキーの方々にも、2500メートルがぎりぎりかなというような、以前の競馬スタイルですと評価を受けていましたが、前回2500メートルで内田さんがああいう競馬してくださって、これなら距離延びても大丈夫というようなお話もいただけましたので、そこに関しては全く心配していません。
-どんなレースを
林師 前走、前々走と上手に立ち回れることができたので、できたら内めの枠をいただいて、前走、前々走みたいな競馬ができたらと思っています。
-枠順が1つの鍵
林師 そうですね。
-ファンに向けて
林師 8歳になってもこうやって元気に走ってくれているクレッシェンドラヴは、私も素晴らしい馬だと思いますし、そういった馬を管理させていただけるのは光栄なことだと思いますし、ファンの皆さまに喜んでいただけたらと思いますので、応援のほどよろしくお願いいたします。
-ロバートソンキーの前走は半年ぶり
林師 1角の入りでごちゃごちゃするところがありましたし、4角の直線向けての立ち上がりのところで、内の馬に張られるところもあって、決してスムーズなレースではない中で、半年ぶりの競馬で、昇級初戦であれだけの競馬ができたのは収穫の多いレースだったと思っています。
-レースぶりを見てG1参戦を決めた
林師 3歳時に神戸新聞杯でしたり、菊花賞でしたり、そういったレースに挑ませていただいて、当時はそれこそ1勝馬の立場でしたので、それでもあれだけ頑張った競馬をしてくれていましたし、今回自己条件戦で結果が伴わなかったですけど、実力、素質は十分にある馬ですので、まずはレース後の状態優先でしたが、それも順調で、いい状態でこちらに臨めそうでしたので、向かう運びとなりました。
-1度使われて上積みは
林師 半年ぶりの競馬でしたが、牧場さんの方でじっくり仕上げていただいて、いい状態で帰厩して、フィジカルの状態としては十分仕上がっていい状態で臨めたが、1回使ったことで、メンタルの方がスイッチが入りまして、活気というか前進気勢が出てきて、中間も前走に比べると調教の行きっぷりも良くなっていますし、新陳代謝も良くなって、シルエットもシュッとしてきて、そういった部分においては使った上積みはあるのではないかと思っております。
-成長した点は
林師 まだ8戦目ですので、そういった意味では成長途上の段階ですので、まだまだこれから良くなってくる部分は多々あると思います。3歳の頃に比べると、メンタルの部分で大人になってきたと思います。
-3200メートルでどんなレースを
林師 スタートだけが鍵な馬ですけども、道中の折り合いや立ち回りは心配のない馬。神戸新聞杯でも上手な競馬でコントレイルに食らい付くような競馬ができた馬ですので、ロバートソンキーに関してもなるべく内めの枠順を引いて、あとはしっかりスタートを決めて上手に立ち回れたらと思います。
-2頭にどんな思いを乗せて阪神へ向かうか
林師 歴史のある天皇賞・春というレースに2頭出させてもらうというのは本当に光栄なことですし、出るからにはチャンスがあると思いますし、2頭ともいいレースをしてくれたと思っています。皆さまからもご声援いただけたらと思います。