英2000ギニーはコロエバス!無敗の2歳王者ネイティブトレイル2着でゴドルフィンがワンツー

チャーリー・アップルビー師(21年撮影)

<英2000ギニー>◇4月30日=ニューマーケット(英国)◇G1◇3歳◇芝直線1600メートル◇出走15頭

ゴドルフィンのコロエバス(牡、C・アップルビー、父ドバウィ)が同馬主&同厩舎で無敗の欧州2歳王者ネイティブトレイル(牡、父オアシスドリーム)を破り、英国クラシック初戦を制した。鞍上はジェームズ・ドイルで勝ちタイムは1分36秒27。

ゴドルフィン&アップルビー厩舎のワンツーフィニッシュだった。ゴドルフィンの主戦ビュイックがまたがった無敗馬ネイティブトレイルと、ビュイックが手放すことになり、セカンドジョッキーのJ・ドイルがまたがったコロエバス。勝負どころで馬場の真ん中を抜け出した白い帽子のコロエバスを青い帽子の1番人気ネイティブトレイルが猛追したが、最後までその差は詰まらず、見事にコロエバスがG1初制覇を果たした。ここまで5戦無敗、G1・2勝のネイティブトレイルは3/4馬身差2着に敗れ、デビュー6戦目で初黒星。3着には同じくここまで3戦無敗、昨年のG1フューチュリティトロフィー覇者でライアン・ムーア騎乗のルクセンブルグ(牡、A・オブライエン、父キャメロット)が入り、上位人気3頭が上位を占める堅い決着となった。

殊勲のジェームズ・ドイル騎手は14年にキングマン、17年にバーニーロイで2着に敗れており、うれしい英2000ギニー初制覇。「信じられない強さです。もっと良くなりますよ。すごい手応えだったので、とにかく我慢することを心掛けました。反応も素晴らしかった」と満面の笑みを浮かべた。コロエバスは昨年10月に同じコースで行われたG3オータムSで重賞初制覇。今回はそれ以来のレースで、通算成績は4戦3勝2着1回となった(※英2000ギニーを3歳初戦で制したのは過去11年で9頭目)。

アップルビー師も英2000ギニー初制覇。師は2頭の今後について、コロエバスをロイヤルアスコット開催初日のセントジェームズパレスS(G1、芝1590メートル、6月14日)、ネイティブトレイルを愛2000ギニー(G1、芝1600メートル、21日=カラ)に向かわせるプランを明かしている。また、このレースの結果を受け、6月4日の英ダービー(G1、芝2410メートル、エプソム)へ向けたブックメーカー各社の単勝前売りオッズが変動。パディーパワー社はルクセンブルグを単勝3・5倍の1番人気に設定している。