蛯名正義師が開業19戦目初勝利に安堵「やっとスタートを切ったなという感じですね」/東京7R

7Rで1着のバニシングポイントで初勝利を挙げた蛯名正調教師(左)は横山武騎手と笑顔を見せた(撮影・柴田隆二)

<東京7R>◇8日=東京◇4歳上1勝クラス◇芝2000メートル◇出走7頭

蛯名正義師(53)が8日、東京7Rのバニシングポイント(牡4)で勝ち、JRA初勝利を挙げた。

今年3月1日に開業し、19戦目での勝利。待望の白星に蛯名正師は「やっとスタートを切ったなという感じですね。スタッフとかオーナーとかいろいろな人が関わっている。応援してくださったファンの方々にも感謝しています。これからもスタッフ一同頑張っていきたい」と安堵(あんど)の表情で語った。

開業前は藤沢和雄調教師のもとで技術調教師として腕を磨き、師匠の引退とともに厩舎を引き継ぐ形で開業した。師から譲り受けた思い入れのある1頭が、初勝利をプレゼントしてくれた。蛯名正師は「ジョッキーの頃とは1頭1頭調教を見たり、密度が違いますね。感慨深いです。競馬は毎週あるけど、やっと1つ勝ったことで、調教師としての第1歩を踏み出せたと思います」と締めくくった。

同期の初勝利を現地で見届けた武豊騎手は「勝てて良かったですね。次はぜひ一緒に勝ちたいね」とお祝いの言葉を贈った。