【ヴィクトリアM】ノーザンファーム4連覇 吉田俊介副代表「白いから目立ちましたね」

ソダシと記念撮影に納まる。須貝調教師(左)、右から金子オーナー、吉田隼騎手(撮影・柴田隆二)

<ヴィクトリアM>◇15日=東京◇G1◇芝1600メートル◇4歳上牝◇出走18頭

大人になったソダシ(牝4、須貝)が古馬マイル女王に輝いた。好位から直線残り100メートルで抜け出し、4番人気ながら快勝。3戦ぶりに芝に戻ってフルに実力を発揮し、無傷の5連勝で制した昨年の桜花賞以来、G1・3勝目を挙げた。2着に2馬身差で勝ちタイムは1分32秒2。これで芝マイルは4戦4勝。強い白毛のアイドルホースが、府中でよみがえった。

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ソダシを生産したノーザンファームは19年ノームコアからヴィクトリアM4連覇となった。吉田俊介副代表は好位を抜け出す姿に視線が吸い寄せられていた。「今日はどこから伸びてくるか分からない馬場でしたけど、白いから目立ちましたね」。今年2戦はどちらも中10週以上の間隔を空けたレースを選択。「今回はこれまでほどのダメージはなかったですし、牧場としてもいい状態で送り出すことができました」とG1・3勝目を喜んだ。