【オークス】10番人気スタニングローズは2着激走も「バラ一族」の悲願達成ならず

2着に敗れたスタニングローズとレーン騎手はガックリと引き揚げる(撮影・酒井清司)

<オークス>◇22日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳牝◇出走17頭

フラワーCから直行で臨んだ10番人気スタニングローズ(高野)が2着に激走した。

好位追走から直線半ばで先頭に立ったが、最後は勝ち馬の末脚に屈した。96年4着の曽祖母ロゼカラー、01年2着の祖母ローズバドと同様に涙をのむ結果となり、「バラ一族」悲願のクラシック制覇はならなかった。

レーン騎手は「とてもいい馬。いいスタートだったし、瞬発力もスタミナもあったが、今日はG1馬に負けてしまいました」と満足そうに話し、高野師は「馬の力は余すことなく出してくれた。今日は勝ち馬が一枚も二枚も上でした」と相手をたたえた。