ショウナンマグマ逃げ粘り2着、尾関師「力を出し切ればこれだけ走れる馬」/ラジオN賞

ラジオNIKKEI賞2着のショウナンマグマ(中央)。左は勝ったフェーングロッテン(撮影・丹羽敏通)

<ラジオNIKKEI賞>◇3日=福島◇G3◇芝1800メートル◇3歳◇出走13頭

8番人気ショウナンマグマ(牡、尾関)が2着に逃げ粘った。好スタートから先手を主張し、1000メートル通過58秒8と積極的なレース運び。勝ち馬に内をすくわれたが、3着以下は封じて賞金加算に成功した。

菅原明騎手は「自分の競馬はできたと思いますし、しまいも頑張ってくれました」とパートナーをたたえた。尾関師は「前走の反省を踏まえた競馬で、力を出し切ればこれだけ走れる馬です。ハミを取って、ちょっと掛かり加減だった分、あのペースで最後は厳しかったのかもしれません。今後についてはまた考えたい」と振り返った。