マインドユアビスケッツ産駒JRA初勝利 ワタシダケドナニカ、ゴール寸前で差し切る/函館1R

直線外から差し切ったワタシダケドナニカ(手前)(撮影・村野早祐)

<函館1R>◇10日◇2歳未勝利◇ダート1000メートル◇出走11頭

新種牡馬マインドユアビスケッツ産駒の2番人気ワタシダケドナニカ(牡、新開)が父にJRA初勝利を贈った。

大逃げを打った1番人気マニバドラをゴール寸前で差し切った。勝ち時計は59秒4。

父は17、18年ドバイゴールデンシャヒーンを連覇。ダート短距離で実績を積んだ同馬の産駒初勝利も、ダートの短距離戦となった。

横山武騎手は「連闘ということでトモに疲れがあるしぐさが見られましたが、この馬の根性に助けられました。(新馬戦2着に騎乗した)丹内さんが競馬を教えてくれていたので、砂をかぶってもひるむことなく、うまく追走ができました」と騎乗馬の頑張りをたたえた。