今村聖奈騎手は重賞2連勝ならず カデナ騎乗で末脚勝負かけるも届かず/中京記念

中京記念、6着に終わり引き揚げる今村聖奈騎手騎乗のカデナ(撮影・白石智彦)

<中京記念>◇24日=小倉◇G3◇芝1800メートル◇3歳上◇出走16頭

今村聖奈騎手(18=寺島)騎乗のカデナ(牡8、中竹)は6着に終わった。道中は脚をため、末脚勝負にかけたが届かず。今村騎手の重賞2連勝はならかった。

今村騎手は3日のCBC賞をテイエムスパーダで逃げ切りレコードV。史上4人目、女性騎手では初となる「ルーキー重賞初騎乗初勝利」を達成した。2度目の重賞挑戦となった今回はカデナと初コンビ。追い切りでは栗東坂路で1番時計をマークし、好感触をつかんでいたが、トップハンデ57・5キロの影響もあったか、持ち前の切れ味を発揮することはできなかった。

今村騎手は31日のアイビスSD(G3、芝直線1000メートル、新潟)では、オヌシナニモノ(牡5、高橋忠)とコンビを組む。藤田菜七子騎手(24=根本)はスティクス(牝4、武幸)で参戦予定。重賞での初対戦に注目が集まる。