ハピ“新ダート王”だ! 同厩チュウワウィザードの後継へ名乗り/レパードS

前走ジャパンダートダービーで4着だったハピ(22年7月13日撮影)

日曜新潟メインの3歳ダート重賞、レパードS(G3、ダート1800メートル、7日)で、ハピ(牡、大久保)が主役の座を担う。デビュー3連勝後の前走ジャパンダートダービーは4着も、末脚は迫力十分。同厩の先輩チュウワウィザード(牡7)をほうふつとさせる大器が、重賞初制覇で“新砂王”へ名乗りを上げる。

G1・4勝、7歳の今年もダート界に君臨するチュウワウィザードを育てた大久保厩舎から、“後継者”になりうる素質を持った1頭が現れた。レパードSへ、ハピが態勢を整えている。

デビュー3連勝は圧巻で、3戦連続上がり最速をマークした。3戦目の鳳雛Sは後方からとなったが、落ち着いて追走し直線は外をぐいぐい伸びた。2着のタイセイドレフォンが、次走を8馬身差で圧勝したことを考えると、その強さは推して知るべしだ。

谷口助手は「脚を持っているのは強み。折り合いはつくし、引っ掛かることはまずない。どんな馬場でも走るし、展開に注文のつかない馬。やろうと思えばどんな競馬でもできる」と能力の高さを感じている。

鳳雛Sで記録した上がりは36秒5。チュウワウィザードが同舞台の20年チャンピオンズC勝利時にマークした上がりが最速タイの36秒4。メンバーも違えばペースも違う。単純比較はできないが、ポテンシャルがあるのは間違いない。

前走のJpn1・ジャパンダートダービーは4着。不良馬場、前残りの展開で1頭だけ後ろから伸びて0秒3差。脚抜きのいい馬場だったとはいえ、目立つ伸びだった。エンジンがかかってからの脚は出色。まだデビュー4戦、伸びしろしかない。

「前走はすごい能力を見せてくれた。疲れもなく順調に来ている。ここを勝てば、秋が楽しみになる」と谷口助手。馬場、展開不問のハピが、新潟の長い直線で若き砂王候補へと駆け上がる。【網孝広】