タガノタント仕上がり十分 出世レースで2連勝を狙う/フェニックス賞

タガノタント(7月16日撮影)

土曜小倉のフェニックス賞(オープン、芝1200メートル、13日)は近年、出世レースとなっている。

19年マイネルグリット、20年ヨカヨカ、21年ナムラクレアと最近3年の勝ち馬はすべてのちに重賞を制している。今年はヤマカツエース産駒のタガノタント(牡、鈴木孝)が有力。新馬戦は2番手から上がり最速で競り勝った。が、鈴木孝師は「ゲート練習ではもっとスタートは速かった」という。レース慣れが見込める今回は猛烈なダッシュを見せるかもしれない。「大型馬だから使った上積みもある」と仕上がりも十分で2連勝を狙う。