令和のオグリキャップになるか 笠松2戦2勝スタンレーに吉田豊騎手「芝は大丈夫」/新潟2歳S

スタンレー(手前)はシルバースペードと併せて追い切る(撮影・柴田隆二)

<新潟2歳S:追い切り>

令和のオグリキャップになるか。笠松で2戦2勝の成績を残し、中央転入初戦のスタンレー(牡、小野)は吉田豊騎手を背に美浦ウッドで追い切られた。

シルバースペード(2歳未勝利)と併せ、5ハロン68秒1-ラスト11秒7。体重の軽い騎手候補生がまたがった併走馬に手応えは劣ったが、最後まで力強く伸びた。鞍上は「初めて乗ったが、ピッチ走法で素軽い。芝は大丈夫だと思います。(新潟の馬場は荒れてきたが)ノメるタイプの馬じゃないし、重賞でどれだけやれるかだと思います」と手応えを語った。新種牡馬の父マクマホンは「トーセン」の島川隆哉オーナーが所有し、イタリアとカタールの2カ国でダービー制覇。わずかな産駒から大物誕生が期待される。