メインクーンが差し切って初勝利 ミルコ騎手「最後はしっかり伸びてくれた」/新馬戦

中山5R、2歳新馬戦を制したメインクーンとM・デムーロ騎手(左)(撮影・丹羽敏通)

<中山5R>◇18日◇2歳新馬◇芝1600メートル◇出走16頭

M・デムーロ騎手騎乗の2番人気メインクーン(牝、林、父ハーツクライ)が差し切った。勝ち時計は1分38秒6。

ゲートの出がひと息で序盤は後方を追走。3コーナーからまくるように位置を上げ、4コーナーは大外を回った。直線では力強く脚を伸ばし、2着に1馬身1/4差をつけた。

半兄フォルコメンは今年のダービー卿CTで2着と筋の通った血統馬。M・デムーロ騎手は「真面目ですね。物見をしましたけど、最後はしっかり伸びてくれました。距離は延びても大丈夫です」とたたえた。

林師は「精神的に繊細な部分があって道中もふらふらするところがありましたが、デムーロ騎手が本当にうまく導いてくれました。これだけ強い勝ち方をしたので、大事に育てていければと思います」と話した。