【南部杯】3連覇狙ったアルクトス14着「ここで引退」「感謝」オーナーがツイッターにつづる

南部杯で14着に敗れたアルクトスと田辺裕騎手(撮影・柴田隆二)

<南部杯>◇10日=盛岡◇Jpn1◇ダート1600メートル◇3歳上◇出走16頭◇1着賞金6000万円◇1着馬にJBCスプリントまたはJBCクラシック優先出走権

06~08年のブルーコンコルド以来、史上2頭目の3連覇を狙ったアルクトス(牡7、栗田)は14着に敗れた。球節の不安でドバイ遠征を見送り7カ月ぶりの実戦。道中は好位で運んだが、直線はズルズルと後退した。

田辺騎手は「甘くないですね。(連覇後の)1年、状態を絶好調でキープするというのは難しいこと。ポジションはばっちりでしたが、追走するのが厳しかった」とサバサバした表情。栗田師は「いい時は3角から持ったままでくる馬なんだけど…」と振り返った。

レース後には、山口功一郎オーナーがツイッターに「私にとって初の重賞制覇からJpn1制覇まで成し遂げてくれて本当に感謝しています。ここで引退しようと思います。今まで応援ありがとうございました!!」とつづった。