22日土曜の東京9Rでは、出世レースとして知られるアイビーS(リステッド、芝1800メートル)が行われる。昨年はのちのダービー馬ドウデュースが勝利した登竜門だ。
ディープインパクトの“ラストクロップ”となるオープンファイア(牡2、斉藤崇)はデビュー2連勝を狙う。
9月の新馬戦では父をほうふつとさせる切れ味を見せた。道中は進みが悪く4角は7頭立ての5番手。直線半ばでも前とは差があり万事休すかと思われたが、残り100メートル地点から急加速して差し切った。
斉藤崇師は「道中はハミを取らなくて最後だけの競馬になりましたけど、普通は差せないところからですからね。力のあるところを見せてくれました」と振り返る。
中間はノーザンファームしがらきでの放牧を挟み、態勢を整えてきた。「広いコースを走らせてみたかったので」と、2戦目には東京のアイビーSが選択された。
師は「前走は最後しか競馬をしていないので、まだ分からない面もありますが、能力はあると思います。あとはどんな成長をしてくれるかですね」とそのスケール感に期待を込める。
◆出世レース アイビーSは芝1800メートルとなった14年以降、活躍馬を多く輩出する。昨年はのちのダービー馬ドウデュースが勝利し、3着はダービー3着のアスクビクターモア。16年1着ソウルスターリングはのちに阪神JF、オークスを制覇し、18年1着クロノジェネシスは宝塚記念連覇などG14勝を挙げた。また、一昨年の勝利馬オーソクレースは菊花賞2着。19年1着ワーケアはホープフルSで3着に入っている。