天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、30日=東京)の追い切りが26日、東西トレセンで行われた。イクイノックス(牡3、木村)は今年の皐月賞、ダービーともに2着。G1タイトルが目前まで迫っている。同馬を管理する木村哲也調教師(49)は共同会見に臨んだ。以下、木村師の一問一答。
-ダービーは2着
木村師 まずはイクイノックスに申し訳なかったと。応援してくださるファンの方に申し訳なかったと。ルメール騎手をはじめ、支えてくださる関係者の皆さまに本当に申し訳なかった、という気持ちは消えないですね。勝ったドウデュース、関係者の皆さまに対する敬意は揺るがずに持っています。
-秋初戦は菊花賞ではなく天皇賞・秋を選択
木村師 この馬を1歳から見させていただいて、なかなか競馬でのパフォーマンスに比して体がまだこんなに丈夫じゃない、というところを抱えていまして、現状の中で3000メートルのG1を走らせるには当然勝つための調教を強いらなければならないと。その結果に対して支払わなければならない代償が現時点では大きすぎるのではないかなと思いまして、そういったことのリスクなどをてんびんにかければ、2000メートルのG1を秋のスタートとさせていただきたいと思いまして、提案させていただきました。
-夏の過ごし方は
木村師 前回のレース後は福島のノーザンファーム(天栄)に放牧をさせていただいて、疲れをとってから負荷をかけていただいて、レースの40日前になって厩舎の方に連れてきました。
-春と比べて変化は
木村師 そんなに急激に大きくガラッとというわけではないですけど、背が伸びたりしてひと回り骨格が大きくなったなと見受けられます。
-精神面では
木村師 元々そういった部分に不満や頼りなさを感じたことはないので、いい意味に変わらずにきています。
-1週前はルメール騎手騎乗で追い切った
木村師 問題ないとおっしゃっていました。
-当週は3頭併せ
木村師 スタッフにはいつも通りのうちの追い切りをしましょう、という話をしました。順調に来ていると思います。
-ここ2走はいずれも大外枠
木村師 大外枠であってもしっかりとファンの皆さまの気持ちに添えるような体調に持っていかないといけないと思っていますし、枠に関係なくやっていかないといけないと思います。
-2000メートルは問題ない
木村師 問題ないと思っています。
-どんなレースを期待したいか
木村師 ルメールさんがやりきったというレースであるとか、当然ファンの皆さまに日曜の午後を楽しんでもらえるような脚を使えるように持っていければと思います。