【天皇賞・秋】ジオグリフ福永祐一騎手「今日乗りに来てさらに楽しみが増えました」一問一答

ジオグリフの調教を終えて記者会見する福永騎手(撮影・丹羽敏通)

天皇賞・秋(G1、芝2000メートル、30日=東京)の最終追い切りが26日、東西トレセンで行われた。皐月賞馬ジオグリフ(牡3、木村)はダービー7着からの巻き返しを図る一戦。福永祐一騎手(45)が共同会見に出席した。一問一答は以下の通り。

-追い切りの指示

福永騎手 皐月賞、ダービーを同じような形。馬の感じを見て、最後にどれくらい伸ばすかは任せるという感じでした。今まで調整してくれていたスタッフと話をして、気持ち良く最後は伸ばしたいなという感じでした。

-乗った感触

福永騎手 体が大きくなって、体重が増えていると聞いていたんですけど、またがった時から、バランスの良さは感じましたし、全体的にいい感じでボリュームアップして、成長できていた。実際に走らせてからの身のこなしも良かった。いい夏を過ごせたを感じました。

-合格点を与えられる

福永騎手 動きは非常に良かったですね。心身ともにフレッシュでしたし。息遣いに関しては、相変わらずのどは鳴っていますけど、息遣い自体は良かった。走った後の息の入りも良かったし、いい状態で出走できると思います。

-春から変わった点

福永騎手 特にないですね。完成度の高い馬ですし、注文の付くところがない馬ですので。

-この馬の良さは

福永騎手 操縦性も高いですし、上手に走ってくれる馬。スタートが不安定なところがありますが、ここ2回は上手に出られていますので。特にそれ以外は難しいところはないです。

-ダービーは距離

福永騎手 そこは断定しづらい面があります。自分もうまく乗れなかったのも確かなので。取りたいポジションを取れませんでしたし、そのせいで息を入れづらいような形にもなりました。最後に伸びあぐねたのは、距離の可能性もありますけど、道中に脚をためられなかったというところもあります。

-中距離を選択

福永騎手 そこはオーナーとトレーナーが協議して決めたこと。皐月賞を勝っている馬ですし、血統的に言うと、お母さんはある程度長い距離で走れた馬。父ドレフォンに関しては比較的短い距離で結果を出している種馬ということもあって、この選択になったと思います。

-相手関係

福永騎手 非常にレベルの高い馬たちが集まったと思います。

-レースのポイントは

福永騎手 2000メートルになるのはこの馬にとっていいと思います。コンディションもいいです。成長のバランスもいい。成長の過渡期にある馬は時にバランスを崩したり、体になじんでいないという動きを見せますが、この馬はそれがなかった。いい形でバランス良く成長できていると思います。

-舞台の鍵は

福永騎手 コース形態的にはスタート後にすぐコーナーが来ますので、物理的に外枠が不利になりますが、それは頭数次第でもあります。今回くらいの頭数ならそこまで大きな不利にはならないでしょうし、馬にもよりますが、いいスタートを切るのは、この馬にとって1着を目指す上では必須条件になると思います。いいスタートを切って、そのペースの中でいいポジションを取れれば、力を発揮しやすいコースですから、地力が問われるコースでもありますし、その辺はG1馬。地力があるのは証明済みですので。ジオグリフにとっても力を発揮しやすいいいコースだと思います。

-飛ばす馬もいるが

福永騎手 上手に走れる馬なので、レースに合わせて走れると思います。好走条件が限られている馬ではないですので、気にしていないですね。

-時計勝負でも問題ない

福永騎手 そうだと思いますけどね。キャリアがそこまで多い馬ではないので、そこを含めて走らせてみないと分からない部分はありますけど、いいコンディションで臨めるので、いい結果を期待しています。

-ファンに向けて

福永騎手 心身ともにフレッシュで、素晴らしい動きを今日も見せてくれたので、今日乗りに来てさらに楽しみが増えました。日曜にいい結果を出して、ダービーでは思うようにいい結果を出せませんでしたけど、改めて力のあるところ見せられたらと思います。