リバーラ今度は逃げ切り快勝、高柳瑞師「一戦ごとに成長」阪神JFへ期待膨らむ/ファンタジーS

逃げ切ってファンタジーSを制したリバーラ(左)と石橋騎手(撮影・岩下翔太)

<ファンタジーS>◇5日=阪神◇G3◇芝1400メートル◇2歳牝◇出走12頭

10番人気リバーラ(高柳瑞)が逃げ切って重賞初制覇を果たした。勝ち時計は1分21秒3。

好スタートから先手を取り、最後まで止まらず1馬身1/4差の完勝。今年の桜花賞&オークスで牝馬2冠を達成したスターズオンアース(牝3)に続き、美浦・高柳瑞厩舎からまた1頭、牝馬のスター候補が誕生した。

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ゴーサインに、リバーラは鋭く反応した。1馬身ほどのリードを保ち直線へ。一気にギアを上げ、ステッキが入るとさらに加速。弾むようなスピードあふれる走りに、後続は差を詰められない。最後は外から追い込んだ2着馬を退けて完勝。石橋騎手は「前回もスタートは出たけど、今回はさらに良かった。出てすぐ(ハナに)行くのを決めました。真面目な馬なので集中して走ってくれました」と振り返った。

走るたびに新しい一面を見せる。新馬戦は出負けして後方から運び、いい脚で差し込み3着。2戦目はスタートを決めたが控えて好位の内。直線は最内をこじ開けるように抜け出した。

迎えた今回は初の逃げ切り。2ハロン目に10秒7をマークし、ラスト2ハロンは11秒5-11秒9。先頭でリズム良く運び最後に脚を使う。高いセンスを感じさせた。高柳瑞師は「一戦ごとに成長している。初戦はゲートが遅かったけど、今日はすごく上手に出てくれた。プラス14キロは成長分。いいペースで行けました」と目を細めた。

暮れの大舞台へ期待は膨らむが、師は「1400メートルまでは大丈夫かなと思っていたので。今後、延ばしていけたらいいなとは思います」とコメント。スターズオンアースの“後輩”の今後が楽しみだ。【網孝広】

◆リバーラ ▽父 キンシャサノキセキ▽母 インドリヤ(ストーミーアトランティック)▽牝2▽馬主 荒井泰樹▽調教師 高柳瑞樹(美浦)▽生産者 シンボリ牧場(北海道日高町)▽戦績 3戦2勝▽総収得賞金 3645万5000円▽馬名の由来 イタリアの自治体名